意固地
意固地の人ってよく見かけますよね。見かけるだけならまだしも家族や友人、職場の同じ部署でそんな人がいたら厄介です。
意固地の特徴は何と言っても他人の意見に耳を貸さない、自分の考えをあくまでも変えないということです。ただし、話をよく聞いていると、何か根拠があるとか客観性があるとか、どうもそういうことではないことに気づきます。
その人のこれまでの経験(といっても一般的には狭い経験)や自分が少しばかり成功した体験などから導かれる¨信念゛がその元になっているのでしょう。
そして多くの場合、意固地になっている人は被害者意識を持っており、外からの攻撃に防御しようという態度を示します。
昔働いていた職場ではよくこんな社員の声を聞きました。彼あるいは彼女いわく、自分は周りから嫌われている、自分の言うことを誰も聞いてくれない、自分を理解してくれる人が誰もいないーーなどです。
でも周りの人に話を聞くとだいぶ様子が違う場合が多いようです。周りの人は意固地になっている人に問題が生じていないか声をかけたり、みんなが集まる場に誘ったりして結構気づかっています。
残念ながら意固地になっている人はそんな他人の気配りが感じれないほど余裕がなくなっています。とにかく殻に籠って自分を守りたい、決して傷つきたくないという気持ちが優先されてしまいます。
殻の中から見た風景はどんなものでしょうか?視界が狭く、音も良く聞こえない、臭いもしない、体感覚がないといった感じでしょうか?
意固地になっている人は人間が本来持っている五感というものが上手く働いていないように思えます。
こんな人こそ心理カウンセリングを受けてほしいものですが、自分こそが正しいと考えているので、カウンセラーに出会う機会は極端に少ないでしょう。自らの気づきに期待するしかないかもしれません。